韓国ドラマでよく聞く「アイゴー」の意味は?아이고の使い方とニュアンス

韓国ドラマを見ていると、よく耳にする「アイゴー」。悲しい場面だけでなく、驚いたときや疲れたときにも使われています。

韓国語では「아이고(アイゴー)」と書き、日本語の「ああ」「あらまあ」「もう」「やれやれ」などに近い感嘆詞です。

実際の発音は「アイゴ」に近いのですが、語尾を伸ばして言うこともあるため、日本語では「アイゴー」と表記されることがよくあります。

同じ言葉でも、場面や声の調子によって意味が変わるのが特徴です。

目次
  1. 「아이고(アイゴー)」はどんな意味?
  2. 場面によって変わる「アイゴー」の使い方
  3. なぜ韓国ドラマの字幕では訳が違うの?
  4. 「アイゴー」は年配の人だけが使う?
  5. まとめ

「아이고(アイゴー)」はどんな意味?

「아이고」は、痛みや疲れ、驚き、困惑、喜び、悲しみなど、さまざまな気持ちを表す言葉です。日本語の「よいしょ」や「あらまあ」と似た使い方もありますが、ぴったり当てはまる日本語はありません。

意味を考えてから口にするというより、驚いたり困ったりしたときに、つい声が出るような言葉です。

韓国語の「아이고(アイゴー)」を紹介する画像

場面によって変わる「アイゴー」の使い方

1. 悲しいとき・つらいとき

韓国ドラマで印象に残りやすいのが、悲しみや嘆きを表す「아이고……」です。つらい出来事に直面したときや、葬儀で泣いている場面などで耳にします。

日本語なら「ああ……」「なんてこと……」に近い意味です。悲しみが深いときには、語尾を長く伸ばしたり、繰り返したりすることもあります。

2. 驚いたとき

急に大きな音がしたり、思いがけないことが起きたりしたときにも使います。

「아이고, 깜짝이야!(アイゴー、カムチャギヤ!)」

日本語なら「うわっ、びっくりした!」といった感じです。悲しいときとは違い、短く勢いよく言うことがあります。

3. 困ったとき・あきれたとき

誰かが同じ失敗を繰り返したときなどに、「아이고, 정말……(アイゴー、チョンマル……)」と言うことがあります。「もう、本当に……」「まったく……」というニュアンスです。

必ずしも怒っているわけではなく、あきれた気持ちや、どうしようもないというため息が混じることもあります。

4. 疲れたとき・体が痛いとき

疲れて椅子に腰を下ろすときや、体のどこかが痛むときにも使われます。例えば「아이고, 허리야.(アイゴー、ホリヤ)」なら、「ああ、腰が痛い」という意味です。

日本語でも椅子に座るときなどに、つい「よいしょ」と言うことがありますよね。「아이고」には疲れや痛みを訴える意味もあるので、まったく同じではありませんが、何気ない動作と一緒に声が出るところは似ています。

5. うれしいとき・かわいいと思ったとき

「아이고」は、悪いことが起きたときだけの言葉ではありません。例えば、小さな子どもを見て「아이고, 예뻐!(アイゴー、イェッポ!)」と言えば、「まあ、かわいい!」という意味になります。

久しぶりに会った人を迎えるときにも使われることがあります。同じ「아이고」でも、笑顔で言うのか、泣きながら言うのかで、伝わる気持ちは大きく変わります。

なぜ韓国ドラマの字幕では訳が違うの?

韓国ドラマの字幕では、「아이고」が「ああ……」「もう!」「あらまあ」など、さまざまな日本語に訳されています。これは、一つの日本語だけでは、その場面の気持ちを表しきれないためです。

例えば、疲れて椅子に座るときの「아이고」を「よいしょ」と訳すことはできても、葬儀で泣いている人の「아이고」を同じようには訳せません。

「アイゴー」を悲しいときだけの言葉として覚えるのは、少しもったいない気がします。驚きや疲れ、喜びまで表せるところも、この言葉のおもしろさだと思うからです。

韓国ドラマを見るときは、字幕だけでなく、俳優の表情や声の調子にも注目してみてください。同じ言葉でも、違ったニュアンスが伝わってくるはずです。

「アイゴー」は年配の人だけが使う?

韓国ドラマでは、お母さんやおばあさんが「アイゴ〜」と言っている場面が目立つかもしれません。そのため、年配の人が使う言葉だと思っている人もいるでしょう。

しかし、若い人でも驚いたときや疲れたときなどに使うことがあり、年配の人だけの言葉ではありません。

ただし、使う頻度や言い方には個人差があります。語尾を長く伸ばすと、言い方によっては少し年配の人を思わせる響きになることもあります。

韓国語を勉強しているなら、無理に使おうとするより、まずはドラマや日常会話で、どんな場面に出てくるのかを聞いてみるとよいでしょう。

まとめ

「아이고(アイゴー)」は、悲しみだけでなく、驚きや疲れ、困惑、喜びなども表せる韓国語です。日本語の訳を一つだけ覚えるよりも、場面や声の調子と一緒に覚えたほうが、自然なニュアンスがつかめると思います。

次に韓国ドラマで「アイゴー」が聞こえたら、どんな気持ちで言っているのか、少し意識してみてください。

参考資料:韓国・国立国語院「韓国語基礎辞典」

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