韓国タクシーの乗り方と料金、配車アプリや深夜割増も解説

韓国旅行では、荷物が多いときや地下鉄の乗り換えが不便なときにタクシーが役立ちます。特に、地下鉄の終電が終わった深夜や、家族・友人と一緒に移動するときには便利です。

ソウルの一般タクシーは、昼間なら基本料金4,800ウォンから利用できます。ただし、深夜は割増料金がかかり、配車アプリを使う場合は別途手数料が発生することもあります。

ここでは、ソウルの一般タクシーを基準に料金と乗り方を紹介します。釜山や済州などでは料金体系が異なるため、表の金額を韓国全域に当てはめないでください。

目次
  1. 韓国のタクシー料金はいくら?
  2. 韓国でタクシーに乗る方法
  3. タクシーの支払い方法は?現金・カード・Tmoney
  4. 韓国でタクシーに乗るときの注意点
  5. 仁川空港からソウル市内へタクシーで移動する場合
  6. まとめ

韓国のタクシー料金はいくら?

韓国のタクシー料金は地域や車種によって異なります。ここでは、旅行者が利用する機会の多いソウルの一般タクシー(中型タクシー)を例に説明します。

ソウルの一般タクシーの料金は次のとおりです。

  • 基本料金:4,800ウォン(1.6kmまで)
  • 距離料金:131mごとに100ウォン
  • 時間料金:低速走行時30秒ごとに100ウォン

走行速度が時速15.72km未満になると、距離と時間に応じて料金が加算されます。そのため、渋滞している時間帯は、同じ目的地でも料金が高くなることがあります。

私が韓国に住んでいた頃は、タクシーの基本料金が安く、料金をあまり気にせず乗っていました。しかし、今は以前より高くなり、乗るのを少しためらうこともあります。以前は料金をあまり気にせず乗っていましたが、今は乗車前に距離や時間帯を考えるようになりました。

22時以降は深夜割増が適用される

ソウルでは22時から翌4時まで深夜割増が適用されます。特に23時から翌2時までは割増率が高くなります。

時間帯 割増率 基本料金
4時〜22時 なし 4,800ウォン
22時〜23時 20% 5,800ウォン
23時〜翌2時 40% 6,700ウォン
2時〜4時 20% 5,800ウォン

深夜割増は基本料金だけでなく、距離料金や時間料金にも適用されます。また、ソウル市外への移動では、市外割増が加算される場合もあります。

最新の料金はソウル市公式サイトのタクシー料金案内で確認できます。

韓国でタクシーに乗る方法

韓国では、道路で空車を拾うほか、スマートフォンの配車アプリからタクシーを呼ぶこともできます。

道路で空車のタクシーを拾う

大通りや駅の近くでは、空車のタクシーに手を上げて乗車できます。

空車の場合、車両の表示灯に「빈차(ピンチャ)」と表示されます。これは韓国語で「空車」という意味です。

乗車後は運転手に目的地を伝えます。韓国語で説明するのが難しければ、ホテル名や住所を画面に出しましょう。それを見せると伝わりやすくなります。

目的地は日本語の読み方だけでなく、韓国語の店名と住所を保存しておくと確実です。同じ名前の支店がある場合は、地図のピンと支店名も照合しましょう。

k.rideでタクシーを呼ぶ

韓国語に不安がある場合は、Kakao Mobilityが提供する外国人向け配車アプリ「k.ride」が便利です。

日本語表示に対応しており、GoogleアカウントやAppleアカウントなどを使って登録できます。海外発行のクレジットカードにも対応しています。そのため、韓国の電話番号や韓国発行のカードがなくても利用できます。

基本的な使い方は次のとおりです。

  1. アプリを開いて乗車地点を指定する
  2. 目的地を検索して入力する
  3. 車種と予想料金を確認する
  4. 配車を依頼する
  5. 車両番号を確認して乗車する

アプリに目的地を指定できるため、口頭での説明を減らせます。ただし、大きな駅やホテルでは反対側の入口に配車されることも考え、乗車地点のピンを確認してから依頼しましょう。私は、最安の車種を探すより、荷物を持って安全に待てる場所を決めることを優先したいと思います。

ただし、k.rideではタクシー料金とは別にサービス手数料がかかります。公式の料金規定では、対象サービスに運賃などの10%に相当する手数料が設定されています。また、配車後のキャンセルにも料金が発生する場合があるため、依頼する前に料金と利用条件を確認しましょう。

公式サイト:Kakao Mobility「k.ride」

Uber Taxiを利用する

普段からUberを使っている人なら、韓国でもUberアプリからタクシーを呼べます。

使い方は、乗車地点と目的地を指定し、利用する車種を選んで配車を依頼するだけです。登録済みのクレジットカードによるアプリ決済にも対応しています。

ただし、選択するサービスによっては追加料金がかかるため、配車前に料金を確認してください。

タクシーの支払い方法は?現金・カード・Tmoney

韓国の一般タクシーでは、現金のほか、クレジットカードや交通カードのTmoneyも利用できます。

日本で発行されたクレジットカードも利用できる場合が多いですが、カードの種類や決済端末によっては使えないこともあります。念のため、少額の現金を用意しておくと安心です。

また、配車アプリで自動決済を設定している場合は、降車時に料金を重複して支払わないよう注意しましょう。

韓国では基本的にタクシーのチップは不要です。メーターやアプリに表示された料金を支払えば問題ありません。

韓国でタクシーに乗るときの注意点

目的地の韓国語住所を用意しておく

ホテルや店舗の名前だけでは、運転手に正確な場所が伝わらないことがあります。

韓国語の住所をスマートフォンに保存しておき、必要なときに見せられるようにしておくと便利です。配車アプリを利用する場合も、同じ名前の施設を間違えて指定しないように確認しましょう。

なお、韓国では現在、道路名を使った住所が正式に使われています。以前の住所との違いについては、韓国の住所が「地番住所」から「道路名住所」に変わった理由で紹介しています。

車両番号とメーターを確認する

配車アプリを利用するときは、アプリに表示された車両番号と実際の車両番号が一致しているか確認してください。

道路で拾った一般タクシーでは、乗車後にメーターが作動しているか確認しましょう。高速道路などを利用した場合は、通行料が別途かかることもあります。

なお、日本のタクシーと違い、韓国では乗降時にドアを自分で開け閉めするのが一般的です。

不当な料金を請求されたり、乗車を拒否されたりした場合は、車両番号と利用日時を記録しておきましょう。ソウルの120ダサンコールセンター(02-120)では、タクシーに関する相談も受け付けています。日本語での相談は9時〜18時で、電話がつながったら「9」、続いて日本語の「3」を選択します。

大型タクシーとコールバンの違いに注意

大人数や大きな荷物がある場合は、大型タクシーを利用する方法もあります。

ただし、「CALL VAN」などと表示されたコールバンは、一般のメータータクシーとは料金体系が異なる場合があります。

特に空港などでは、正式な乗り場以外で声をかけてくる業者について行かず、車両の種類と料金を確認してから利用しましょう。

仁川空港からソウル市内へタクシーで移動する場合

仁川国際空港からソウル市内へは、タクシーでも移動できます。

AREXや空港リムジンバスより料金は高くなりますが、大きな荷物がある場合や、家族・グループで移動する場合には便利です。

仁川空港には正式なタクシー乗り場が設けられており、外国人旅行者向けのインターナショナルタクシーも利用できます。一般タクシーで仁川空港からソウル市内へ行く場合、市外割増はありません。ただし、深夜割増や高速道路の通行料などは別にかかる場合があります。

空港では違法な客引きや不当な料金請求に注意するよう案内されています。到着ロビーで声をかけられても、空港が指定するタクシー乗り場を利用しましょう。

乗り場の場所や車種については、仁川国際空港の公式案内で確認できます。

電車やバスと比較したい場合は、仁川空港からソウル市内への行き方|AREX・バス・タクシーを比較も参考にしてください。

まとめ

韓国のタクシーは、荷物が多いときや深夜の移動に便利な交通手段です。

ソウルの一般タクシーは昼間の基本料金が4,800ウォンで、22時以降は深夜割増が適用されます。配車アプリを使う場合は、タクシー料金とは別に手数料がかかることもあるため、事前に確認しておきましょう。

初めて韓国でタクシーに乗る人は、目的地の韓国語住所を用意し、k.rideやUberなどの配車アプリを準備しておくと、現地での移動がスムーズになります。

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