韓国では飲み終わった焼酎の瓶を返すとお金が戻る?
韓国のスーパーやコンビニで売られている焼酎(ソジュ)。瓶のラベルに「100원」と書かれているのを見たことはありませんか。
これは焼酎の値段ではなく、飲み終わった瓶を返すと戻ってくる保証金の額です。一般的な360mlの焼酎瓶なら1本100ウォン。韓国では昔から続いている制度です。
焼酎の空き瓶を返すとお金が戻るのはなぜ?
韓国には「空き瓶保証金制度(빈용기 보증금 제도)」があります。対象の瓶入り飲料を買うと、商品代金と一緒に瓶の保証金も支払います。飲み終わった瓶をお店に返すと、その分のお金が戻ってきます。
回収された瓶は洗浄・検査を経て、再び飲料メーカーで使われます。ガラスを砕いて作り直すのではなく、同じ瓶を繰り返し使う「リユース」です。
子どもの頃、私もビールや焼酎の空き瓶を拾い集め、近所のスーパーへ持っていってお金に換えてもらったことがあります。空き瓶がお金になるのは、当時の韓国では身近なことでした。日本で暮らすようになった今、あの頃のことを思い出すと、生活の中に瓶を返す習慣が根付いていたのだと感じます。
保証金は容量によって異なり、一般的な360mlの焼酎瓶は100ウォン、500mlのビール瓶は130ウォン。ただ、ガラス瓶なら何でも返せるわけではありません。対象かどうかは、ラベルに保証金の表示があるかを確かめてください。
空き瓶はどこに返せる?レシートは必要?
対象となる瓶入り飲料を扱っているスーパーやコンビニなどに返せます。買ったお店でなくてもよく、通常はレシートも必要ありません。たとえば別のメーカーの焼酎瓶でも、保証金の対象となる焼酎瓶を販売している店なら返却できます。
瓶の中身を空にして、店員に「빈병 반납하려고요(空き瓶を返したいです)」と伝えます。大型スーパーなどには専用の回収機が置かれていることもあります。回収機では引換券が出て、サービスカウンターで現金を受け取る方式もあります。
瓶が割れていたり、たばこの吸い殻などが入って再利用できない状態だったりすると、受け付けてもらえません。ラベルが傷んで保証金の対象か確認できない場合も同様です。
また、同じ人が1日に30本を超えて持ち込むと、店は超過分の受け取りを断ることができます。ただし、その店で購入したことをレシートなどで証明できれば、30本を超えても返せます。
旅行中に買って飲んだ焼酎の瓶が数本あるなら、近くのお店で返してみるのもよさそうです。とはいえ、100ウォンを受け取るためにわざわざ遠くまで持っていく必要はないでしょう。
食堂で飲んだ焼酎の瓶も返せる?
食堂や居酒屋で注文した焼酎の空き瓶は、基本的にお店が回収します。スーパーで自分で買った焼酎とは違い、客が瓶を持ち帰って保証金を受け取るものではありません。店にある空き瓶を勝手に持ち出さないようにしましょう。
まとめ
日本でも一部のビール瓶などに保証金制度がありますが、韓国では身近な焼酎の瓶にも使われています。
子どもの頃に空き瓶をスーパーへ持っていった経験があるので、私には今でもなじみのある制度です。韓国で瓶入りの焼酎を買う機会があれば、ラベルにある小さな表示も見てみてください。
参考情報
※2026年11月時点の情報です。
