韓国旅行の話をしていると、「韓国ではトイレットペーパーを便器に流しちゃダメなんですよね?」と聞かれることがあります。
昔の韓国を知っている人なら、そう思うのも無理はありません。
私も子どもの頃は、トイレットペーパーは便器に流さないものだと思っていました。
でも、今はほとんどのトイレでそのまま流しても大丈夫です。
子どもの頃は汲み取り式のトイレを使っていた
私が子どもの頃は、今のように水洗トイレが当たり前という時代ではありませんでした。
うちでもしばらくは汲み取り式のトイレを使っていました。当時は周りでもそれほど珍しくなかったので、子どもの私も特に気にしていませんでした。
汲み取り式のトイレでは、使ったトイレットペーパーもそのまま一緒に捨てていました。
その後、少しずつ水洗トイレを使う家が増えていきました。
水洗トイレになっても、紙はゴミ箱へ
水洗トイレになって便利になりましたが、当時は使ったトイレットペーパーを便器には流しませんでした。
便器の横にゴミ箱が置いてあり、使った紙はそこに捨てるのが普通でした。
公衆トイレでも「トイレットペーパーはゴミ箱へ」といった注意書きをよく見かけた記憶があります。
当時は、便器の横にゴミ箱があるのが当たり前でした。
私もトイレを詰まらせたことがある
私も子どもの頃、トイレットペーパーを便器に入れて流し、詰まらせてしまったことがあります。
水を流してもなかなか引かず、逆に便器の中の水位がどんどん上がってきて、かなり焦ったのを覚えています。
当時は、トイレが詰まったときに使うラバーカップ、いわゆる「スッポン」を家に置いているのも珍しくありませんでした。
もちろん、うちにもありました(笑)。
実際に自分で詰まらせたこともあったので、「やっぱりトイレットペーパーは便器に入れないほうがいいんだ」と思っていました。
では、なぜ今は流しても大丈夫なのか
昔は詰まりやすかったのに、なぜ今は流しても大丈夫なのでしょうか。
韓国の行政安全部によると、水洗トイレが広がり始めた頃は、今のようなトイレットペーパーが十分に普及しておらず、新聞紙や水に溶けにくい紙を使うこともあったそうです。
そうした紙が原因で配管が詰まることもあり、使った紙は便器に流さず、横のゴミ箱に捨てるようになったそうです。
その後、水に溶けやすいトイレットペーパーが一般的になり、下水道などの設備も少しずつ整っていきました。
私が子どもの頃と比べると、トイレの環境はずいぶん変わりました。
それでも「紙はゴミ箱へ」という習慣は、しばらく残っていました。
私も、いつ頃からだったのかははっきり覚えていません。
ただ、ある時から韓国のトイレでは、便器の横にあったゴミ箱をあまり見かけなくなりました。
2018年からは、公衆トイレの個室にあったゴミ箱が撤去され、使ったトイレットペーパーは便器に流す形に変わりました。
今では私も、韓国でトイレを使うときに特に注意書きがなければ、そのまま便器に流しています。
古い建物では今でも注意が必要
とはいえ、どこでも必ず流せるわけではありません。
古い建物などでは、今でも「トイレットペーパーを便器に流さないでください」と書かれていることがあります。
そういう場所では、便器の横にゴミ箱が置かれていることが多いので、その案内に従えば大丈夫です。
今の韓国では、基本的に流しても大丈夫
今の韓国では、ほとんどのトイレで使ったトイレットペーパーをそのまま便器に流しても問題ありません。
昔のように「韓国ではトイレットペーパーはゴミ箱に捨てる」と覚えておく必要はありません。
韓国旅行中にトイレを使うときは、特に注意書きがなければそのまま流して大丈夫です。
もし「トイレットペーパーを流さないでください」という案内があれば、その場合はゴミ箱に捨てれば大丈夫です。
