韓国旅行にWOWPASSは必要?クレジットカードとの違いや手数料を比較
韓国旅行にWOWPASS(ワオパス)は必須ではありません。手持ちのクレジットカードで支払う予定なら、交通カードと少額の現金を組み合わせる方法があります。一方、日本円の紙幣をチャージして予算を管理したい人には、WOWPASSが選択肢になります。
私は韓国へ行くとき、買い物のほとんどをクレジットカードで済ませています。
WOWPASSも便利そうですが、まずカードを作ってチャージする必要があります。さらに、帰国前に残高を払い戻す手間も、私は少し面倒に感じます。
とはいえ、日本円の現金を使いたい人にとっては、WOWPASSにもメリットがあります。
今回は、WOWPASSとクレジットカードの手数料や使いやすさを比べながら、どんな人に向いているのかを紹介します。
目次
WOWPASSとクレジットカード、どちらが便利?
まずは、主な違いを比較してみましょう。
| 比較項目 | WOWPASS | クレジットカード |
|---|---|---|
| 発行費用 | 必要 | 手持ちのカードなら不要 |
| 事前チャージ | 必要 | 不要 |
| 海外事務手数料 | 店舗決済時は無料 | カード会社による |
| 為替レート | WOWPASS独自のレート | 国際ブランドの換算レートなど |
| 残高管理 | 必要 | 不要 |
| 地下鉄・バス | Tmoney機能で利用可能 | 日本発行の一般的なカードは通常使えない |
手軽さを優先するならクレジットカード、日本円の現金を活用したいならWOWPASSというのが、大まかな選び方です。
WOWPASSはどんなカード?
WOWPASSは、韓国を訪れる外国人旅行者向けのプリペイドカードです。
専用端末に日本円の紙幣を入れると、ウォンに換算されてチャージされます。その残高で、韓国国内の多くの店舗で買い物ができます。
主な特徴は次の3つです。
- 日本円の現金をそのままチャージできる
- 地下鉄やバスで使えるTmoney機能が付いている
- アプリで残高や利用履歴を確認できる
あらかじめ予算を決めてチャージしておけば、旅行中に使いすぎる心配も減らせます。
ただし、買い物用のWOWPASS残高と交通機関で使うTmoney残高は別々です。この点は利用前に知っておきたいところです。
手数料はWOWPASSとクレジットカードのどちらが安い?
クレジットカードには海外事務手数料がかかる
日本で発行されたクレジットカードを韓国で使うと、多くの場合、海外事務手数料がかかります。
例えば、楽天カードの海外決済案内では、海外事務手数料は3.63%です。手持ちのカードも同じ率とは限らないため、発行会社の案内で確認してください。
手数料の計算対象となる金額が5万円なら、3.63%で約1,815円になります。
ただし、カード会社によって手数料は異なりますし、ポイント還元が受けられる場合もあります。
また、韓国でカード決済をするとき、日本円とウォンのどちらで支払うか選べることがあります。
日本円を選ぶと店舗側の換算レートが適用され、割高になる場合があるため、基本的にはウォンでの決済がおすすめです。
WOWPASSは両替レートも確認したい
WOWPASSの専用端末で日本円の現金をチャージする場合、別途チャージ手数料はかかりません。
店舗決済時にも海外事務手数料はかかりません。ただし、日本円をウォンに換える際には独自の両替レートが使われます。
そのため、手数料が無料でも、必ずしもクレジットカードより安くなるとは限りません。
比較するときは、同じウォン額の買い物に最終的に何円かかるかで考えます。WOWPASSを新しく作るなら発行費用、残高を現金で引き出すならその手数料も含めてください。買い物額が少ない旅行では、決済手数料の差より固定費の影響が大きくなることもあります。
WOWPASSを作る前に知っておきたい3つの注意点
カードの発行費用がかかる
WOWPASSの公式購入ページでは、機械受け取りの通常価格は6,000ウォン、事前予約の割引価格は5,500ウォンと案内されています。販売方法やキャンペーンで価格が変わる場合があるため、申し込み時に表示額を確認してください。
料金は購入方法やキャンペーンによって変わることがあります。
短期間の旅行なら、発行費用を払ってまで作る必要があるか考えてみてもよいでしょう。
Tmoneyへのチャージは別に必要
WOWPASSにはTmoney機能が付いていますが、買い物用の残高をそのまま地下鉄やバスで使うことはできません。
Tmoneyへのチャージは、地下鉄駅やコンビニなどで行えます。
また、対応するスマートフォンなら、WOWPASSアプリを使って買い物用の残高からTmoneyへチャージすることもできます。
ただし、Tmoneyの残高をWOWPASSの買い物用残高に戻すことはできません。
余った残高の引き出しにも手数料がかかる
旅行後にWOWPASSの残高が余った場合は、現金引き出しに対応したWOWPASS機械で、ウォンとして引き出せます。
公式サービスガイドでは、現金引き出しは1回1,000ウォン、1回あたりの上限は10万ウォンと案内されています。限度額や手数料が変わる場合もあるため、利用時の表示を確認しましょう。詳しくはWOWPASS公式サービスガイドに掲載されています。
引き出すにはアプリの登録も必要です。なお、すべてのWOWPASS機械で現金を引き出せるわけではありません。
帰国前に残高を使い切れなかったときは、こうした手間がかかることも覚えておきましょう。
アプリからクレジットカードでチャージする場合は、利用できるカードや手数料が異なることがあります。確定前にアプリに表示される金額を確認してください。
海外事務手数料は気になりますが、私にはカードを作ってチャージしたり、帰国前に残高を使い切ったりする手間がないクレジットカードのほうが合っています。WOWPASSは便利そうでも、旅行中に何を優先したいかで選び方は変わると感じます。
WOWPASSなしで韓国旅行をするなら?
韓国では、多くのコンビニやカフェ、飲食店でクレジットカードが使えます。
そのため、買い物が中心ならWOWPASSがなくても、それほど不便はありません。
私のようにクレジットカードを中心に使うなら、まず次の組み合わせから考えると準備しやすいと思います。
- クレジットカード:食事や買い物、ホテルの支払い
- Tmoneyカード:地下鉄やバスでの移動
- 少額のウォン現金:現金しか使えない店舗などでの支払い
WOWPASSがなくても、通常のTmoneyカードを用意すれば地下鉄やバスに乗れます。Tmoneyカードの買い方やチャージ方法は、こちらの記事でも紹介しています。
ただし、一部の店舗では日本発行のクレジットカードが使えない場合もあるため、現金も少し持っておくと安心です。
まとめ|WOWPASSは必ずしも必要ではない
WOWPASSは、日本円の現金を使いたい人や、旅行中の予算を管理したい人には便利なカードです。
一方、クレジットカードを持っているなら、無理に作る必要はありません。
私自身は、多少の海外事務手数料がかかっても、チャージや残高の払い戻しを気にせず使えるクレジットカードのほうが合っています。
WOWPASSを作ろうか迷っている方は、手数料だけでなく、旅行中の使いやすさも考えて選んでみてください。
