韓国でGoogleマップは使える?NAVER Mapとの使い分けと対処法

韓国旅行では、Googleマップで店を見つけられても、徒歩の道順が思うように表示されず戸惑うことがあります。地図上に目的地が表示されることと、現地で迷わず移動できることは別です。旅行中に道を探す時間を減らすには、使うアプリの得意分野を出発前に知っておくのが大切だと感じます。

Googleマップが韓国でまったく使えないわけではありません。場所の検索や写真・レビューの確認などには使えます。旅行中の実際の移動には、NAVER Map(ネイバーマップ)を一緒に入れておく方が安心です。

初めてなら、Googleマップは旅行前の下調べに使うとよいでしょう。一方、現地の徒歩・地下鉄・バス移動にはNAVER Mapを使うと分かりやすくなります。KakaoMapも、韓国の移動情報に強いアプリです。ただ、日本語表示を重視するならNAVER Mapから試すと入りやすいでしょう。

※地図アプリの機能は更新されます。本記事では政策上の決定と、実際の端末で使える機能を区別しています。訪問前にホテルから目的地までの経路が表示されるか、使用するアプリで確かめておきましょう。

目次
  1. 結論:韓国ではGoogleマップだけに頼らずNAVER Mapも入れておく
  2. Googleマップが韓国で使いにくかった理由
  3. 2026年2月にGoogleへの地図データ搬出が条件付きで許可された
  4. 旅行前にGoogleマップの経路を確認するには?
  5. NAVER Mapは日本語表示に対応
  6. NAVER Mapで店が見つからないときは韓国語名や住所で検索
  7. KakaoMapはルート検索に強いが、日本語重視ならNAVER Mapが使いやすい
  8. Googleマップ・NAVER Map・KakaoMapは役割を分けると使いやすい
  9. 地図アプリを使うなら通信手段も準備する
  10. タクシーでは地図より韓国語住所を見せる方が早いこともある
  11. まとめ
  12. 参考リンク

結論:韓国ではGoogleマップだけに頼らずNAVER Mapも入れておく

韓国旅行で地図アプリを1つ追加するなら、まずNAVER Mapが使いやすいです。NAVER公式のアプリ案内では、日本語を含む複数言語の地図表示に対応し、徒歩・公共交通のルート検索、地下鉄やバスのリアルタイム情報などを利用できます。

Googleマップは普段から使い慣れている人が多く、旅行前に行きたい店を保存したり、写真や口コミを見たりするには便利です。一方、韓国到着後の「ここから駅までどう歩く?」「どのバスに乗る?」といった場面では、NAVER Mapの方が現地向け情報を確認しやすいケースがあります。

アプリ旅行での使い方
Googleマップ旅行前の店探し、写真・レビュー確認、保存リスト
NAVER Map徒歩、地下鉄、バスなど韓国内の実際の移動
KakaoMapNAVER Mapで見つからない場所やルートを補助的に確認

Googleマップが韓国で使いにくかった理由

韓国では長い間、高精度の地図データを国外へ持ち出すことに厳しい制限がありました。Googleは地図サービスのためのデータ国外搬出を過去にも申請しましたが、2007年と2016年には認められませんでした。

背景には安全保障上の問題があります。大きな論点は、軍事・保安施設などの情報の扱いでした。そのため、Googleが世界各国で使う地図処理の仕組みを、そのまま韓国で使いにくかったのです。

その影響で、場所検索はできても、ナビを頼りにしにくい状況が続きました。徒歩や車で移動するとき、日本と同じ感覚では使いにくかったのです。

2026年2月にGoogleへの地図データ搬出が条件付きで許可された

状況が大きく動いたのが2026年2月27日です。韓国政府は、Googleが申請していた1:5,000の地図データの国外搬出を、厳しいセキュリティ条件付きで許可しました。国土交通部の発表によると、機密施設の保安処理、座標表示の制限、国内サーバーでの情報加工などが条件です。

条件には、軍事・保安施設の画像処理、座標表示の制限、韓国内の提携企業サーバーでのデータ加工、事故発生時の対応体制などが含まれています。

これは、韓国でのサービス改善につながる重要な決定です。ただし、条件付きの搬出許可が出たことと、Googleマップの徒歩・車の案内機能がすぐ使えるようになることは別です。この違いはニュースの見出しだけでは見落としやすい点だと思います。旅行者にとっては、制度上の決定よりも自分の端末で必要な経路が実際に出るかが大事なので、出発前の確認は続けておきましょう。

旅行前にGoogleマップの経路を確認するには?

地図データの搬出が許可されたことだけでは、自分の端末で希望する徒歩・車の案内が使えるとは判断できません。目的地を設定し、使いたい移動手段の経路が表示されるかを確認してください。地図アプリは更新や地域によって表示が変わるため、記事の説明だけでなく、旅行直前に自分の端末で確かめるのが確実です。この記事では実機での全機能検証は行っていません。

Googleマップで目的地や周辺施設を調べ、徒歩・地下鉄・バスの経路はNAVER Mapでも照合する方法が現実的です。ひとつのアプリにすべてを任せるより、検索と移動案内を分けておく方が、機能の差がある場所でも慌てにくいと考えます。

NAVER Mapは日本語表示に対応

NAVER Mapは、日本人旅行者が韓国で使いやすい地図アプリのひとつです。現在の公式アプリ案内では、韓国語・英語・日本語・中国語の地図表示に対応しています。

主な機能には、場所検索、徒歩ルート、公共交通の経路検索、地下鉄・バスのリアルタイム出発・到着情報、乗車・降車通知、ブックマークなどがあります。

  • ホテルから観光地までの徒歩ルートを調べる
  • 地下鉄の乗り換えを確認する
  • バス番号と到着情報を見る
  • 行きたい飲食店やカフェを保存する
  • 目的地周辺のストリートビューを確認する

NAVERが公開するアプリ案内でも日本語の地図表示が確認できます。ただし、地図の表示言語と音声ナビの言語は別です。すべての機能が日本語になるとは限りません。

NAVER Mapで店が見つからないときは韓国語名や住所で検索

NAVER Mapを日本語表示にしていても、日本語の店名ですべての場所が見つかるとは限りません。新しいカフェや小さな飲食店は、韓国語名で検索した方が早く見つかることがあります。

行きたい店が検索結果に出ないときは、次の順番で試すと探しやすくなります。

  1. 店の韓国語表記をコピーして検索する
  2. 韓国語の住所をコピーして検索する
  3. 電話番号がわかれば電話番号で検索する
  4. Googleマップで見つけた住所をNAVER Mapに貼り付ける

ホテルも同じです。韓国の道路名住所をコピーして検索し、同名の支店と間違えていないか地図の位置を確認しましょう。私は、最初のホテルだけでも日本にいる間に検索して保存しておくと、到着後の負担を減らせると思います。

KakaoMapはルート検索に強いが、日本語重視ならNAVER Mapが使いやすい

KakaoMapも韓国で広く使われている地図サービスです。Kakao公式では、自動車・公共交通・徒歩・自転車のルート検索、リアルタイム交通情報、バス情報、ロードビューなどを提供しています。

言語対応はOSやバージョンによって変わるため、利用する端末の公式ストアで確認してください。日本語の地図表示を優先するなら、まずNAVER Mapを試しましょう。一方、KakaoMapは別ルートを確認したいときの候補にできます。最初に覚える操作を絞ると、負担も減らせます。

一方、NAVER Mapで検索しても目的地が出ない、別のルートも確認したいというときにKakaoMapを併用するのは便利です。2つを最初から完璧に使いこなす必要はありません。私なら、まず使うアプリを一つ決め、検索できない場所が出たときだけ別の地図を試します。旅行前から複数アプリの操作を覚え込むより、必要な場面で補助として使う方が続けやすいからです。

Googleマップ・NAVER Map・KakaoMapは役割を分けると使いやすい

韓国旅行では、地図アプリを1つに絞るより役割を分けた方が楽です。

  • Googleマップ:日本にいる間の下調べ、写真・レビュー、行きたい店の保存
  • NAVER Map:韓国到着後の徒歩、地下鉄、バスのルート検索
  • KakaoMap:NAVER Mapで見つからない場所や別ルートの確認

Googleマップで見つけた店を現地で探すときは、店の韓国語名か住所をNAVER Mapへコピーするとスムーズです。この方法なら、使い慣れたGoogleマップの情報量と韓国の地図アプリの移動情報を両方活かせます。

地図アプリを使うなら通信手段も準備する

旅行中のルート検索やバスのリアルタイム情報にはインターネット接続が必要です。出発前にeSIM、SIMカード、海外ローミング、モバイルWi-Fiのどれを使うか決めておきましょう。

タクシーでは地図より韓国語住所を見せる方が早いこともある

タクシーでは、地図上のピンだけでは伝わりにくいことがあります。そこで、韓国語の店名や住所も画面に表示して見せましょう。同じ名前の店が複数ある場合は、支店名まで確認してください。

まとめ

韓国では2026年2月にGoogle向け高精度地図データの国外搬出が条件付きで認められました。ただし、この決定だけでGoogleマップの徒歩・車の案内が利用可能になったとは言えません。制度の進展とアプリの実際の機能を分けて見る必要があります。

旅行前には、使うアプリで必要な経路が出るかを確認しましょう。初めてなら、Googleマップで下調べし、現地ではNAVER Mapで移動する方法がシンプルです。

KakaoMapは必要になったときの補助として使えば十分です。出発前にNAVER Mapを入れ、ホテルや最初の目的地を検索しておきましょう。そうすると、到着後に迷いにくくなります。

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参考リンク

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