韓国でPayPayは使える?対応店舗・使い方と手数料、出発前の準備
韓国では、Alipay+やZeroPayに対応するお店で、日本のPayPayを使えます。利用には、日本国内での本人確認が必要です。また、支払いには3.85%(税込)の海外事務手数料がかかります。
CUやGS25、OLIVE YOUNGなども公式の対応店舗一覧に掲載されています。ただし、同じチェーンでも利用できない店舗があるため、会計前の確認が欠かせません。
普段使っているアプリをそのまま使えるのは便利ですが、韓国では店頭の対応マークや通信環境を確認する必要があります。出発前の準備から、レジでの操作、使えないときの確認まで順に説明します。
目次
出発前に本人確認とチャージ方法を確認する
韓国で使うなら、まずPayPayアプリで本人確認が完了しているか確認してください。海外からは本人確認を申請できないため、日本にいる間に済ませる必要があります。
残高で払う予定なら、チャージ方法も事前に設定しておきましょう。韓国滞在中でも、日本で設定した方法からチャージできます。ただし、現地のATMからはチャージできません。
出発前に準備するのは、主に次の3点です。
- 本人確認を完了させる
- 残高とチャージ方法を確認する
- アプリを最新版に更新する
PayPayは日本国内居住者向けのサービスです。一定期間、日本国内のPayPay加盟店で店頭決済した履歴が確認できない場合、海外での利用が制限されることがあります。しばらく利用していない人は、出発前にPayPay公式ヘルプで条件を確認しておくと安心です。
韓国に到着したらPayPayを開き、海外利用の案内に従って利用規約に同意します。支払いには、PayPay残高・PayPayクレジット・PayPayポイントを使えます。そのため、ウォンを事前にチャージする必要はありません。
詳しい設定と操作画面は、PayPay公式「海外で利用する」で確認できます。
韓国でPayPayが使える主なお店
公式の韓国向け店舗一覧には、次のようなブランドやサービスが掲載されています。
| ジャンル | 掲載されている主なブランド・サービス |
|---|---|
| コンビニ | CU、GS25、emart24、7-ELEVEN、StoryWay |
| スーパー・買い物 | emart、LOTTE Mart、OLIVE YOUNG、DAISO、ABC MART |
| 飲食・カフェ | スターバックス、ロッテリア、DUNKIN’、Baskin-Robbins、Mega coffee |
| 観光施設 | ロッテワールド、Nソウルタワー、SEOUL SKY |
| 交通関連 | ソウル市内タクシー、Kリムジン、済州島市内バスなど |
これは全店舗での利用を保証する一覧ではありません。行きたい店が掲載ブランドでも、実際の店舗で対応しているか確認してください。最新の掲載状況は、PayPay公式「韓国で使えるお店・サービス」で調べられます。
明洞の屋台も公式一覧に掲載されていますが、屋台や市場の店で一律に使えるわけではありません。食べ物を注文する前に、支払い方法を確認しておきましょう。
また、交通関連サービスの掲載があっても、韓国の地下鉄やバス全般で使えるという意味ではありません。利用する路線やサービスの支払い方法は別に確認してください。
店頭ではAlipay+とZeroPayのマークを探す
日本ではPayPayのロゴが目印ですが、韓国ではAlipay+やZeroPayのマークを確認します。PayPayという名前だけでは、伝わりにくいこともあります。その場合は、アプリにある現地言語の支払い案内を店員に見せましょう。
支払い方は、店員にバーコードを読み取ってもらう方法と、自分で店のQRコードを読み取る方法の2つです。ZeroPayは、店のQRコードを読み取る場合のみ対象です。
バーコードを読み取ってもらう場合
- レジ付近のAlipay+マークを確認する
- PayPayの「支払う」を開く
- 必要に応じて現地言語の支払い案内を見せる
- 店員にバーコードを読み取ってもらう
- 支払い完了を確認する
対応するセルフレジでは、支払い方法にAlipay+を選び、アプリのバーコードをかざす方法もあります。
店のQRコードを読み取る場合
- Alipay+またはZeroPayの対応マークを確認する
- PayPayの「スキャン」で店のQRコードを読み取る
- 支払い金額をウォンで入力する
- 入力した金額を店員に確認してもらう
- 「支払う」を押し、完了画面を見せる
自分で入力するときは、ウォンと円を取り違えないようにしてください。たとえば会計が10,000ウォンなら、円に換算した数字ではなく、10,000ウォンを入力します。
ソウルのタクシーでは、Alipay+で払いたいことが伝わらない場合に「QRコード」と伝える方法も公式で案内されています。乗る前に対応を確認しておくと安心です。
海外事務手数料は3.85%。ポイントだけで判断しない
韓国でのPayPay決済には、3.85%(税込)の海外事務手数料がかかります。海外決済ネットワーク事業者などが提示する為替レートに、この手数料を加えたレートが適用されます。
アプリの「為替レート」機能に、ウォンの金額を入力してみてください。その時点のレートで換算した、日本円での支払い目安を確認できます。表示される換算額には、海外事務手数料が反映されています。そのため、自分でさらに3.85%を足す必要はありません。
なお、一部の店舗では、加盟店に支払うキャッシュレス事務手数料が別に加算される場合もあります。手数料と換算方法の公式案内
海外での支払いもPayPayステップの対象ですが、ポイントの付与は条件によって変わります。ポイントが付くことだけで、現金やカードより安いとは判断できません。
少額の買い物なら、操作の慣れやすさで選ぶのもよいと思います。一方、高額な買い物では実際に払う円の金額を優先したいところです。手持ちのカードと比べる場合も、手数料率だけでなく、適用レートとポイント条件を合わせて確認すると判断しやすくなります。
韓国でPayPayが使えないときの確認順序
本人確認が済んでいても、通信環境や端末設定によって海外支払いモードが表示されない場合があります。PayPay公式では、次の点を確認するよう案内しています。
- アプリを更新する:古いバージョンを使っている場合は、最新版に更新します。
- VPNと時間帯の設定を確認する:VPNを解除し、端末のタイムゾーンを「自動」に設定します。
- 別の通信手段を試す:eSIM・SIMカードやWi-Fiの接続環境によって利用できない場合があります。別のWi-Fiや海外ローミングなどを試してください。
eSIMで地図やウェブサイトを開けても、PayPayの海外機能が必ず使えるとは限りません。一方、すべてのeSIMやWi-Fiが使えないという意味でもありません。
海外ローミングに切り替える場合は、契約している携帯会社の料金を確認してから利用しましょう。原因の確認方法は、PayPay公式ヘルプ「海外でPayPayアプリを利用したい」に掲載されています。
レジで支払いがうまくいかないときは、完了画面や取引履歴を確認し、店員にも状況を確かめてから別の方法に切り替えてください。会計を済ませてから、落ち着いて接続や設定を見直すほうがよいでしょう。
PayPayは、カードや現金と組み合わせて使う
普段からPayPayを使っている人には、旅行のために別の決済アプリを登録せずに済む点が便利です。対応店舗で使い、現金だけを受け付ける店や通信トラブルには別の支払い方法で備えておきましょう。
現金の準備額に迷う場合は、韓国旅行に現金はいくら必要?2泊3日の目安とカードとの使い分けも参考にしてください。
出発前に本人確認とチャージ方法を整え、現地では対応マークと支払い金額を確認する。この準備ができていれば、買い物の場面に合わせてPayPayを選びやすくなります。
情報確認日:2026年10月22日。対応店舗・利用条件・手数料は変更される場合があります。
